MBスーパーバルキリー!

投稿日: カテゴリー 自社製品情報, Sファクトリー

今年は超時空要塞マクロス生誕35年!!
ということで、メタルボックスが展開するオリジナルブランドメタルボーイで一番好きな機体VF-1Jスーパーバルキリー(マックス機)を作ってみました。

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・・・といっても、残念ながら、このパッケージの商品は発売してませんので、J型バルキリーとスーパーパーツをニコイチでの作例になります。

スーパーパーツは腕と脚と背中に装着されているファストパックになります。
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パーソナルカラーとなるマックス機はスーパーパーツも他の機体と違ってオリジナルの配色になっています。
今回の作例はリリースされていないパッケージですが、やっぱり青い機体はカッコ良いですね。

じつは地味に伏線だったりしたりしなかったり・・・・。

特撮MBHスレイブメンの作り方その2 簡単塗装編

メタルボックスのオリジナルブランドガレージキット「メタルボーイ」シリーズ。
自分で組み立てたり色を塗らなければならないガレージキット・・・・というと、ちょっと作れそうにないと模型をやっていないほとんどの人が考えると思います。
でも、メタルボーイシリーズは簡単組立てができるようにパーツ数を抑え目にしたり、パーツの組み付け位置がわかるように勘合があったりとやってみたら意外にもできちゃうガレージキットだったりします。
そして本気で塗装するのはやはり難しいものですが、近日発売予定の特撮メタルボーイヒーローズ スレイブメンを題材にして簡単な道具だけで象牙調の置物のように仕上がる簡単な方法をご紹介したいと思います。
とにかく色がついているように見えるようにするだけなら今からの説明を参考にしてもらえばだれでもできると思います。

今回は着色に使用するのは写真のペンです。
GSIクレオスさんのガンダムマーカーと呼ばれるペンです。
比較的入手しやすく、全国の模型店や大型量販店などで購入可能です。
ちなみにメタルボックスの通販はコチラ→

プラモデルを作るときの便利ツールの一つなのですが、これがなかなか優秀です。
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上から、
・リアルタッチマーカー リアルタッチブラウン1
・リアルタッチマーカー ぼかしペン
・ガンダムマーカー 消しペン

ガレージキットは好きに作ればいいので、色も自分の好みで選んでください。
今回のリアルタッチブラウン1は作例の一つです。

では始めます。
色を塗るなら、前回の組み立て編で洗い終わった後(組み立てて接着する前)がやり易いです。
細い方のペン先でスジになっているところや段になっているところを丁寧になぞっていきます。
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もし、はみ出してしまっても・・・・
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すぐになら消しゴムでこするとほとんど消えます。
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顔パーツのスジにそって一通りペン入れが終わったらこんな感じになります。
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背中の刺繍部分とかは、大分おおざっぱにペンで色をのせていきます。
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そして、ぼかしペンや消しペンで出っ張ってるところをこすっていきます。
ぼかしペンや消しペンは汚れたらティッシュなどで拭うなどして、常にペン先をきれいな状態にしておくと効果的です。
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濡れている間に、綿棒やティッシュなどで出っ張ったところを拭き取って、ヘコんだモールドにインクが残るようにしていきます。
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右腕もヘコんでいる部分やスジの部分を全体的になぞっていきます。
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服のシワになっているところは、谷の部分をなぞるように軽く色をのせたら、、
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ぼかしペンや消しペンと綿棒などでふき取るなどして馴染ませてあげます。
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ちょっと注意なのが、消しペンを使っても完全に色は落ちません。
シミのように色が残ってしまいますので、少しずつ加減して色を足していくとよいかもしれません。
万が一、どうしてももっときれいに色を落としたくなったら、模型用のラッカー系薄め液や除光液を使用すればよりきれいにふき取ることは可能です。

他のパーツも同様に色をのせる、拭き取るを繰り返します。
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全体のバランスをを合わせるように注意しながら色を乗せたり消したりしていってください。

口元のパイプは一スジずつブラウンでなぞって全体に消しペンを塗って表面をふき取るとスジの中にだけ色が残ります。
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最後に、付属の「取扱注意」シールを必要部分だけ切り取ります。
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2色のシールが付いていますので、色味にあわせてお好みで選んでください。

そして、だいたいこの辺に貼ります。
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シールを貼るとシワになりますが、実物もシールにシワが入っているのでそのままでOKです。

全パーツを接着して組み立てると・・・象牙調置物風スレイブメン完成!!
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簡単にでも色がつくとうれしくなりますよね。
こんな感じで誰でもできると思います・・・たぶん。
複数の色を使ってもきれいになると思います。
このふわっとしたやわらかい調子にするなら、「リアルタッチマーカー」から選ぶと良いと思います。
もっとはっきりとした色を塗りたいなら「ガンダムマーカー」を選ぶとよいと思いますが色ムラになりやすいので難易度は上がると思います。

今回、簡単塗装で紹介した特撮MBHスレイブメンは、流通限定商品となり、3/1に新宿ロフトプラスワンにて開催される「 スレイブメン」公開記念トークライブ[新宿編]会場で販売予定です。以降の販売については現時点では未定となっております。

初回生産分には特典「スペシャル缶バッジ76mm」が付属予定です。
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スレイブメンに限らず、メタルボーイシリーズはほとんどこんな感じで作れますので、好きなキャラクターやロボットのガレージキットに興味はあるけど作れそうにないからとあきらめていたファンの人はぜひ挑戦してみてください。

特撮MBHスレイブメンの作り方その1 簡単組立て編

メタルボックスのオリジナルブランドガレージキット「メタルボーイ」シリーズ。
自分で組み立てなければならないガレージキット・・・・というと、ちょっと作れそうにないと模型をやっていないほとんどの人が考えると思います。
でも、メタルボーイシリーズは簡単組立てができるようにパーツ数を抑え目にしたり、パーツの組み付け位置がわかるように勘合があったりとやってみたら意外にもできちゃうガレージキットだったりします。

今回は近日発売予定の特撮メタルボーイヒーローズ スレイブメンを題材にして、とにかく一番簡単に作れる方法をご紹介したいと思います。
パーツを組み立ててとにかく立たすだけなら今からの説明を参考にしてもらえばだれでもできると思います。

スレイブメンのパーツ数は8パーツ。
準備してもらいたい工具が、デザインナイフ(なければカッターナイフでOK)と瞬間接着剤だけ。
最近だったら百円均一のお店でも買えてしまうかもしれません?
ちなみにメタルボックスの通販はコチラ→

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まずはゲートと呼ばれるウレタン樹脂を型に流した時の出入り口の不要なでっぱりをデザインナイフで削り落としてしまいます。
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ほとんどのパーツに何カ所か不自然にでっぱっているのがソレです。
ウレタン樹脂は柔らかいので、少しずつ薄く削ぐように切っていくとうまくいきます。
削りすぎと手の怪我には注意。

次にパーツとパーツの合わせ部分の調整。
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穴が浅いので軸が長すぎてパーツ同士が密着しません。
ピンバイスなどドリルのような工具があればヘコんでいる方の穴を深く開ければ終わりですが、今回は使う工具はナイフだけというやり方で説明します。

穴の深さより短く軸を切ってしまえば解決します。
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鉛筆などで切るところに印をします。

デザインナイフでゆっくりと切り落とします。
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腕などの他のパーツも同じです。
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軸を余計な長さの分だけカット。

きちんとパーツ同士が納まるかチェック。
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全てのパーツの合わせ部分がきっちり合うことが確認できればおしまいです。

次に、レジンキットの表面には油分が付いているので、台所用洗剤(中性洗剤)で洗います。
なにかの容器にパーツをまとめて入れて、中性洗剤を入れます。
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油分が落ちやすいのでできればお湯を足して、不要な歯ブラシやスポンジなどでゴシゴシ洗います。
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洗い終わったら、お湯で洗剤をきれいに洗い流します。
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洗えたら、キッチンペーパーなどにパーツを広げてよく乾かします。
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ここからが組み立て作業です。

軸の部分に瞬間接着剤をちょっとつけてパーツ同士の位置を合わせてぎゅっと密着させます。
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瞬間接着剤をちょっとつけてパーツ同士の位置を合わせてぎゅっと密着。
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これを繰り返すだけです。

この作業だけでガレージキット スレイブメンが組み上がりました!!
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形になるとうれしくなりますよね。
こんな感じで誰でもできると思います・・・たぶん。
スレイブメンに限らず、メタルボーイシリーズはほとんどこんな感じで作れますので、興味はあるけど作れそうにないからとあきらめていたファンの人はぜひ挑戦してみてください。

そして、色を塗るのが色々な道具や塗料をそろえないといけないので大変なのですが、次回は簡単フィニッシュでそれっぽい置物っぽい風合いに仕上がる方法を公開したいと思います。

ルーラーの旗の作り方その2

先週のブログでは、ルーラーの旗のペーパークラフトの作り方をご紹介しましたが、やはりしっかりとした硬い素材の旗が欲しいと思うモデラーさんも多いと思いますので、硬い素材の旗のスクラッチの作例をご紹介したいともいます。

まずは付属のペーパークラフトを切り出して型紙にします。
写真ではわかりやすいように裏返しているので真っ白です。
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硬い素材は塩ビ板が扱いやすいと思います。
ホームセンターなどで、1mm厚のものを別途購入してきます。

型紙のアウトラインを塩ビ板に転写してカッターナイフで切り出します。
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切り出した塩ビ板にエンボスヒーターで熱を加えて柔らかくしたら・・・
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旗のはためきに見えるように手で曲げていきます。
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手袋をするなどしてヤケドには十分注意してください。

だいたいこんな感じで良いと思います。
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旗の外周はスーパー1やヒデキの袖みたいなヒラヒラではなく、毛足の長いじゅうたんのようなモコモコという設定らしいので、パテでモールドを作っていきます。
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表裏の外周全部に幅約4ミリでモールドしていくのですが、11センチx41センチの旗の外周の表裏ということで総延長2メートルもあります。
この工作は時間がないワンフェス直前にやっていたのですが、何時間もやってもやっても終わらないという苦行でした・・・・やる人は覚悟を決めてからやってください。

出来上がった旗を同梱のペーパークラフトの模様を参考に塗装します。
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エアブラシでの塗装も面積が広すぎてやってもやっても終わらないって店長が言ってました・・・。

メタルボックスの彩色見本では、旗の文様はデカールで製作しました。
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刺繍に見えるように横方向のランダムな走査線状になるよう工夫してデカール印刷しています。

一番簡単なのは、付属のペーパークラフトの文様部分を切り抜いて貼り付けるとよいと思います。
パソコンを使える人ならば、付属のペーパークラフトをスキャンしたりトレースしたりしてデカール化しても良いかもしれませんが、かなり大判のデカールになるので貼りこむときにも破れそうになるので苦労します。

デカール貼れました。
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あとはツヤを整えて完成。

ポールへの固定は穴を3カ所開けて、極細のしんちゅう線などで番線のようにかしめる感じになると思います。
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それでも完全固定はできませんので、下からの支えが必要になると思いますので、ベースから金属線などで工夫して支えを作ってください。

以上で、ルーラーの宝具「我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)」のスクラッチの作例でした。
ルーラの制作の際の参考になればと思います。

ルーラーの旗の作り方その1

ワンフェス2016夏にメタルボックスブースで販売されたルーラーの一部の作り方についてサポートしたいと思います。
ルーラーとは「裁定者」のクラスであって名前ではありません。
このキャラクターの真名は100年戦争の時にフランスに現れたオルレアンの聖処女ジャンヌ・ダルクなわけですが・・・。

オルレアンの聖処女のイメージといえば、絵画でも旗がシンボルになっていることが多いです。
ゲーム中でもルーラーの持つ旗は宝具「我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)」なので、今回のルーラーに持たせるかどうか悩みましたが、やはり外せないということになりました。
とはいえ、ルーラーの原型合わせでサイズ出ししたところ幅11センチx長さ41センチというトンデモナイ大きさになるのでレジン製というわけにいかず、箱にはペーパークラフトが同梱されています。

このブログでは宝具「我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)」の旗部分の作り方をご紹介したいと思います。

同梱されているペーパークラフト。でかいです。
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別途ユーザーにて準備していただくのは2mm径くらいのアルミ線です。
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アルミ線を旗の外周に沿ってコの字に形を整えて切り出します。
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旗も外周のラインで切り出します。
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外周部分を裏側に折り込むのですが、その際に中に仕込むアルミ線をぴったりの長さになるように調整をします。

まずは根元?部分からノリをつけて接着していきます。
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そして、上下の外周部分を同じようにアルミ線を巻き込んで接着。
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裏側のしっぽ側は別に切り出しておいた金色模様の帯を接着していきます。
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これで、組立て工作は終了。
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あとは旗のはためきを再現するためにゆっくりとアルミ線にカーブをつけていきます。
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急激に曲げてしまうと紙が破れてしまいますので、やわらかくしならせるように曲げていくのがコツです。

だいたいこんな感じになれば完成です。
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ペーパークラフトの宝具「我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)」が完成しました。

旗のポール部分もキットには含まれていませんので、ユーザ側で直径3.5ミリx35.5センチの棒を別途準備していただくことになっています。
ウエーブさんのプラパイプがオススメではありますが、長さが30センチしかないので少なくとも2本を接がねばなりません。
旗が重くてプラパイプだけでは強度が足りませんので、プラパイプの内径にぴったりと合うアルミパイプなどを仕込む必要がありますので注意です。

次回?のブログでは、ペーパークラフトの旗を硬いプラ素材に置き換えて作る方法をご紹介したいと思います。
メタルボックスの彩色見本も置き換えていますので、参考にしていただければと思います。

仮面ライダーファイズビネット制作その4 電装ユニット編~完成

仮面ライダーファイズビネット制作は今回が最終回となります。
今回は電装ユニット編ということで、ベースに仕込む電池ケースやスイッチ、配線の制作となります。

電池ケースとスイッチボックスのレイアウトを検討します。
これもスクラッチなので、頭の中で配線図を引きながらリード線を切り出してははんだ付けしていきます。
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電源はファイズファインダー、フォトンストリーム、ベースのΦマークの3系統に分けました。
フォトンストーリームは電流にデリケートなチップLEDなので3Vのボタン電池にしています。

それぞれの配線の取り回しを考えながら、はんだ付けで結線していきます。
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ボタン電池のケースもスイッチユニットに収納できるようにケースを加工しています。
フタを閉めれば余計な配線を見せることなくスマートに納まります。

スイッチ側から。
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トグルスイッチが3つ並んでいます。
ファイズファインダー、フォトンストリーム、ベースのΦマークを別々にオンオフできる仕様です。
これで電源まわりのユニットはなんとか大丈夫そうです。

ベース裏に設置するレフ板ボックスをプラ板の箱組みでスクラッチします。
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正面から見た時にベースの下からレフ板ボックスが見えないようにするためと乱反射させるための角度をつけるために、ちりとり型の形で作りました。
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できるだけたくさんの光がΦマークに集まるようにレフ板ボックス内側とベース裏にアルミテープを貼って、中央に超高輝度LEDを配置して固定しています。

レフ板ボックスを閉じます。
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メンテナンスができるよう開閉式にして、ビス止めで固定しています。

二重構造のベースのシャフトを組み立てていきます。
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配線は見た目を美しくするために、それぞれの系統にチューブでまとめてベース裏に固定していきます。

ベース後ろから。
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配線もユニットも美しく収めることができました。

スタッフじゅんくんがファイズを綺麗に塗りあげてくれたので、ファイズ側の配線の仕上げをやります。
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ファイズファインダーとフォトンストリームから引き回されたケーブルは全部で12本。
これだけ多いケーブルを右足一本の中に収めています。
まずはプラスとマイナスに分けてロープのようによっておきます。

メンテナンス性をあげるためにファイズとベースの間は極小のコネクターで接続することにします。
電工ペンチでコネクターの中に仕込まれる端子をケーブルにかしめます。
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0.15mmのケーブルを1mmの端子にかしめるのですが、これが激烈に難しい作業でした。
圧着できていなかったり、圧着の負荷で簡単に切れたりと何度か失敗する前提でしたが、失敗しすぎて危うく予備の端子を使い切って納期に間に合わないところでした。
この目では見えない神経が磨り減る作業を4セット。何とか無事完了。

端子をコネクターに差し込んで固定します。
断線防止と絶縁のために端子の根元をエポキシ系接着剤で固めておきます。
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2系統分のコネクターができたら、ファイズの足の裏にあたる部分にコネクターがギリギリ通る4mmサイズの穴を開けて配線を通します。
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電源ユニット側ののコネクターに差し込んだら配線は完了。
あとはファイズの足の裏に軸打ちをしてベースに固定したら完成です。

それでは、点灯式を始めます。
ちゃんとつくかドキドキの瞬間です。

スタンディン・バーイ。
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コンプリート!
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イクシード・チャージ!!
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クリムゾンスマッシュ!!(ライダーキック)
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無事全ての電飾が点灯しました。
テストと失敗の連続でめちゃくちゃ苦労しましたがやっただけの価値があったと思います。
よろこんでもらえたらいいなぁと。

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4回にわたって簡単ではありますが仮面ライダーファイズビネットの制作レポートをお届けしましたがいかがだったでしょうか?
みなさんも模型の楽しみ方の一つとしていろいろ挑戦してみてください。
ありがとうございました。

仮面ライダーファイズビネット制作その3 ベース編2

投稿日: カテゴリー Sファクトリー

仮面ライダーファイズビネット制作も3回目となります。
今回はベース編2ということで、前回のベース制作の続きとなります。

ファイズが立っている場所は、スマートブレイン社の本社ビル前のテラスをイメージしていたので、コンクリート面に大きなスマートブレインロゴがあるというのもかっこいいなぁと考えました。
そこで、スマートブレインロゴデータを作りました。
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戦闘で砕けた地面にあわせて、初めからかすれてボロボロのイメージで制作しデカールに印刷しました。

ちょうどその時に気付いたのですが、ファイズポインターの側面のマーキングが、付属のシールでは全塗装では使えないみたいです。
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しかたないので、あわてて、ファイズポインターのマーキングもデータを作ってデカールにしました。

スマートブレインロゴのデカールをを水に浮かべています。
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シルバリングや気泡噛みの原因になるので、必要なところだけ残して中を切り抜きしています。

中抜きしすぎていて、位置合わせできずにクシャクシャになってしまうところでしたが、なんとか位置合わせできました。
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クレオスさんのマークソフターでびちゃびちゃにして、地面の凹凸になじませていきます。

地面が割れた段差の部分も、ちゃんとロゴが切れているように調整しています。
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クレオスさんのMr.ウエザリングカラーやゲームズワークショップさんのシタデルカラーなどの最近手に入るようになった便利塗料を使って、全体をウエザリングやウォッシングを何度も何度も重ねて、コンクリートの質感や風雨や戦闘の風化を塗装で表現していきます。
どちらも色を塗るというよりは、その質感になるという感じのとても使い勝手の良い塗料です。
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この時に、デカールで張り付けたスマートブレインロゴもとってつけた感じで浮かないようにトーンを合わせて馴染ませていきます。
ベースもロゴも色がグレー系なのでほとんど目立たなくなってしまいましたが、ファイズとクリムゾンスマッシュの刻印に視線を集めたかったので狙い通りだと思います。

ベースのクリムゾンスマッシュの刻印溝の底はきれいな透明アクリル板なので、「石材が高温で溶けて結晶化した」ような表現を施したいと思います。
タミヤさんのクラフトボンドを刻印に塗っていきます。
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木工用ボンドのような粘度と先細ノズルが非常に便利なボンドです。

全体がわざとボコボコの凹凸になるように盛る厚さに変化をつけながら充填していきます。
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時間が立つとどんどん半透明になって硬化していきます。
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刻印の底面を着色するためにいくつかテストピースを作ってみました。
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結果、個人的好みも含めて彩度と透明度が高いクレオスさんの水性ホビーカラーのクリアレッドを使うことにしました。

面相筆で地道に底面だけに塗り込んでいくのですが、これが想像以上に難しい・・・。
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刻印側面の壁の高さが約5mmくらいあるので、非常に塗りにくいです。
側面に赤が付いてしまったら基本的に完全には取れませんので、絶対に側面は汚さずに底面だけしっかり着色しなければならないというワンミスでアウトの作業で神経がすり減ります。

時間をかけて何とかできました。
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イメージ通りステンドグラスのようにガラス結晶化したようなボコボコの刻印底面の乱反射が非常にきれいにできました。

これで、細かい塗装の描き込みや調子合わせを残して、基本的にはベースの見せるところはだいたいできました。

次回は、ベースに仕込む電装系の電源と配線まわりの工作過程を

仮面ライダーファイズビネット制作その2 ベース編1

今回も仮面ライダーファイズビネット制作の過程をご紹介していきます。

今回はベース編。
ファイズの右足の下にΦのマークを刻印したくてどうやればきれいにできるかずーっと思案していました。

そこでお知り合いにお願いしまして、Φマークのデータを作り、カッティングプロッターで0.3mmプラ板に切れ込みを入れてもらいました。
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手作業でもできなくはないとも思いますが、正確にきれいに切り抜くのは難しいと思うので、カッティングプロッターで切れたのは非常に助かりました。

その基礎となるプラ板に3mmプラ棒や粘土で枠組みをつくります。
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この型に、石膏を流してベースを作ります。

硬化した石膏ベースを手で圧力をかけて割っていき、全体に亀裂が走っているような感じにします。
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Φマークを中心に爆心地のような割れ表現をしたいので、ポリパテをドーナツ形のシート状に硬化させたものを削ったり割ったりしながら、外周に沿って配置していきます。
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中心に超重量がかかったように見せるために縁を持ち上げて固定していきます。

中央の石膏には一番派手な亀裂が入っているようにモールドしていきます。
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コンクリートが割れたように見えるように、断面や欠け、割れを手作業で彫刻していきます。

最後にサフを厚めに吹いて、石膏の目どめをします。
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コンクリートに見えるようにざっと塗装していきます。
まずはホワイトを全体的なまだらに吹いていきます。
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次にネイビーブルーでシミになっているようなまだらに吹いていきます。
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さいごに白っちゃけたグレーを全体に吹いていきます。
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これで、コンクリートっぽいファイズのベースの基本形が完成しました。

次回はベースにマーキングやウェザリングなどを施していく過程をご紹介する予定です。

仮面ライダーファイズビネット制作その1 本体電装編

ちらっと先日のブログでも紹介されていました仮面ライダーファイズビネットの制作過程をご紹介しようと思います。

ファイズはバンダイさんのフィギュアライズ6を使用しました。
素組みでもカッコ良いです。
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ベースはホビーベースさんのアクリルベースを基本にして構図を考えます。

今回はクリムゾンスマッシュをイメージしています。
右足のフォトンストリームは光らせたいので赤いパーツ3つを複製してクリアレジンに置き換えました。
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目も光らせたいので、ファイズファインダーのシルバーのパーツもクリアレジンで置き換えています。

いろいろ探して電飾に必要そうなものを集めてきました。
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今回狭い脚の内部スペースに仕込むために極少のLEDを捜してきました。
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0.8x1.0mmの赤色チップLEDを使用します。

ハンダ付けで配線していきますが、使用したケーブルは0.15mmのエナメル線。
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ハンダ付けしようにも、半田ごての先の方が大きすぎてむちゃくちゃ難しい作業でした。

発光具合を確認しながら試行錯誤して最終的には、太ももに3個、ヒザに1個、スネに1個LEDを配置しました。
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キットのフレームを殺さないように配線スペースを削って作ります。
配線が人工筋肉みたいでなんだかカッコいいです。

写真を撮り忘れていたので、目のLEDを仕込んでいるシーンがありませんでした。
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3mmの白色LEDをファイズファインダーの裏側に配置し、0.15mmのエナメル線を首、胸、腹、腰のパーツの一部をくりぬいて導線をつくり配線しています。
その配線は、さらに右足の配線にコネクターで接続しています。

これでファイズ本体の電飾の基本工作は終了です。
さらっと書きましたが、試行錯誤と失敗と神経が磨り減るような工作でざっと2週間以上軽くかかっています。

ファイズ本体の塗装は、スタッフじゅんくんに引き継いで綺麗に塗ってもらいました。

次回はビネットベース

キャストオフ!!ビネットのベース部分です

昨日の店長のブログでハチ女の作例を紹介しておりましたが、それと同時進行で進めていたものがコレです。
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キャストオフ!!ビネットです。

電撃ホビーマガジン2014年6月号に作例で掲載されていたものをリスペクトしてメタルボックス風味で製作しました。
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このビネットは仮面ライダーカブトをバンダイさんのプラモデル フギュアライズ6改造でスタッフのじゅんが製作、ベースとなる瓦礫の山をSが担当した合作です。
メインの仮面ライダーカブトパートについては、そのうちスタッフじゅんが解説してくれると思うので、今回はSが担当したフルスクラッチ瓦礫ベースの製作過程でもご紹介しようかと思います。

目指すは仮面ライダーカブトの世界感を再現するために、ベースのテーマは「隕石が落ちて壊滅した7年後の渋谷 エリアX」です。

まずは、デコパージュにニスを塗って下地をつくります。
粉の石膏を水でねって、お菓子の缶のフタの裏に流し込んで板状のものとクレオスさんの複製用ブロックで四角柱の枠を作りそれに石膏を流して柱状のものを作ります。
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石膏が硬化したらニッパーやラジオペンチ、ハンマーなどでコンクリートのビルが倒壊したような部品をいっぱいつくり積み重ねて山にしていきます。

石膏でできた山にあわせて、タミヤさんのプラ材などをヒートペンやリューター、デザインナイフで加工して、損壊した鉄骨やパイプのようなストラクチャを作ります。
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だいたいのレイアウトが決まったら、石膏片でできた瓦礫の山を固定していきます。
接着に使ったのはスーパーフィックス。
水で溶いた木工用ボンドのようなものです。
乾くと透明になって強力な接着性が発揮されます。
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これをさらに水で溶いて、筆で石膏の隙間に流し込んでいきます。

石膏の山が固定されたらベースと瓦礫ストラクチャの境目を黒で塗っておきます。
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影になる部分をグレーでシャドー吹きしていきます。
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ベースとなるおおまかなムラを全体に黄色や緑の塗料を吹いていきます。
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もろい石膏が崩れてくるのを防ぎたいので、ここで缶スプレーのクリアで全体を留めておきます。
かなり厚く何度か吹いてますが、石膏が塗料を吸うのであまり厚ぼったくならないです。

プラ材や真ちゅう線で作った鉄骨材を錆びたように塗ります。
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部品ごとに下地にはオキサイドレッドを吹いておいて、筆塗りで、Mr.メタルカラーのアイアンを塗り、浮いたサビをピグメントを混ぜたエナメルで表現してタミヤさんのウェザリングパステルで赤サビ、青サビなどのサビの調子をつけていきます。

サビ色に塗装できた鉄骨材を石膏ベースに再配置して瞬間接着剤で固定していきます。
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7年の月日が経過した倒壊したコンクリートの雰囲気を出すためにウェザリングしていきますが、今回は2層目の下地としてシタデルカラーを使いました。
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ちょっとコントラストを強めに汚していって・・・・
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水を含ませた筆でふき取りながら馴染ませたり調子をつけていきます。
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コンクリートの風化はだいたい終了したので、7年間風雨にさらされたサビや雨だれ、オイルだれの汚しを筆で書いていきます。
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今回使ったのが、とあるルートで入手した?まだ発売前のクレオスさんの新製品Mr.ウェザリングカラー。
油彩をベースに調整された塗料で、においもほとんどありません。

柱の芯材の鉄骨から流れたサビや
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倒壊したH鋼やL鋼やトラス構造体から雨で流れたサビ移りや雨だれ、オイル染みを
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面相筆で書いていき、調子を見つつブレンディングして専用の溶剤を筆に含ませて拭き取ってシミの濃さを調整していきます。

この後、デコパージュ部分を黒で塗り、つや消しを吹いて表面を落ち着かせます。

ディスプレイの高さを稼ぐためと、高級感の演出でホビーベースさんのモデルベースをデコパージュの下に固定します。
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アクリル板と連結できる支柱の組み合わせで自由度が高いアクリルベースです。

そして瓦礫ビネットベースが完成しました。
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約1/12スケールのスケール感を意識しながら作っています。

ざっと駆け足でこんな材料使いました的な説明でしたがなにかの参考になればうれしいです。
模型に正解はないのでイメージしたものにたどり着けるならばどんなやり方でもよいと思いますので、ぜひいろいろ挑戦してみてください。

次は仮面ライダーカブト担当のスタッフじゅんにバトンタッチになると思います。
お楽しみに。