『GOD WARS 〜時をこえて〜』 プレイ感想

投稿日: カテゴリー 徒然

こんにちは、10月も本日で最終日となりました。今年も残すところあと二ヶ月となるといよいよ年末感が出てきましたね。

ついにコタツを設置したのでこれで冬を迎える準備は万端です。今年は何だか急に寒くなったのでまだ服の準備も完全に出来ておりませんのでそちらも早めの準備が必要ですね。

さてそれは兎も角、今回は一本ゲーム作品を御紹介させて頂きたいと思います。

『GOD WARS 〜時をこえて〜』

ジャンルはシミュレーションRPGです。日本神話や日本昔話をモチーフのキャラクターや世界観が特徴的で、その少し古風な雰囲気が好きな方ならきっと更に楽しめるゲーム作品となっております。

主人公であるカグヤを中心として旅を続けていき、その先々で様々なキャラクターと出会って仲間にすることも多いのですが……如何せんストーリーは良く出来ているもののキャラクター間同士での深いイベントなどは主要メンバーくらいしかないのでプレイヤーが愛情を持って戦闘で使用してあげないと陰が薄いキャラクターは多いと思います。勿論、これはどのシミュレーションRPGにも言えることですが。

さて基本的にイベント→戦闘→イベント……というシミュレーションRPGとして王道のゲームの進め方をするのですが、その途中任意のタイミングで依頼を受ける事も出来ます。依頼をこなすと報酬が貰えるので積極的に受けていくと良いと思います。

また、参拝をして神饌(お金を使用)を奉納すると戦闘に有利な効果がつきます。奉納したお金が一定に達するとレベルが上がり、効果が強力になります。その効果は割と大切なので、お金が大事なことがお分かり頂けると思います。

さてメインとなる戦闘に関してですが、他のシミュレーションRPGに負けず劣らず……というよりもこの作品独自のシステムが多かったような印象が強いです。シミュレーションRPGをかなりプレイしてきたという訳ではないですが、言葉にすると『大味ながら複雑で自由度が高い』といったところでしょうか。

基本となる通常攻撃やMPを消費して使用するスキルがある他にも奥義やアイテムが使用出来る……というところまでは他にもよくある内容ですが、『けがれ』と呼ばれる数値を上下させることでヘイトをある程度自分でコントロール出来たり様々なバフ・デバフ(強化・弱体化)があったり等、突き詰めていけば色々と出来る事が多い作品となっております。

ただ、プレイした印象としましては魔法が異様に強く、戦士として運用していくならタンク(盾役)くらいになってしまうことが多かったように思えます。条件付きではありますが、ステージの敵に対して全体攻撃が出来る魔法なども覚えることが出来るのでステージによっては一歩も動かずに全滅させることも出来ます。

しかし勿論のことながら使用MP量が多く連発は出来ないので、MP回復役を作るのかそもそも最大MPを上げるのか……という風に自分なりにキャラクターのビルドが構成出来るのがこの作品の一番楽しい部分では無いかと思います。

その構成を更に自由度が高い物にさせているのが職業や装備の存在です。同じ装備によっても付いている効果が違っていたり、キャラクターそれぞれに固有のスキルがあったりなどがあるので、それらを考えつつ自分の好きなキャラクターに好きな職業にさせて活躍させていくのも良いと思います。

なので、主に使用するキャラクターの構成を考えるだけでもかなりの時間を遣うので、そういう作業が苦手な人にはお勧め出来ない内容かも知れません。逆を言えばキャラクター育成が好きな方はきっと楽しめると思います。

 

……という感じですね。ちなみにこの作品は発売からちょうど一年くらいで追加版の作品が発売されたのでもし購入されるのならばそちらを購入して頂ければと思います。

それでは今回はこの辺で。また次回お会い致しましょう~。