SF3DからMa.Kへ

投稿日: カテゴリー 商品レビュー

80年代初め頃に横山宏さんのデザインで人気があったSF3Dというプラモデルがニットーさんから発売されていました。
いわゆるリアル系のパワードスーツシリーズなのですが、近年Ma.K(マシーネンクリーガーと読みます)としてウェーブさんやハセガワさんからプラモデル展開されていています。
このあたりの詳しい歴史はホビージャパン3月号の記事で紹介されていますのでぜひ読んでください。たいへん興味深い記事です。
昨年からファルケやスネークアイの人気も手伝って、じわーっと今の世代でも静かなブームがやってきています。
これからの新商品でももっと熱くなっていく予感です。

ということで、今回ご紹介するのは、ウェーブさんからの新作「S.A.F.S.」です。
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シンプルですが味のあるデザインはさすがは横山宏さんというところです(ファンの方からはいまさら何を言っていると怒られそうですが・・・)、
キットも組み立てやすく、しっかりとしたモールドもあるのでパチ組みするだけでも十分楽しめます。
それでいて、ユーザのアイデアしだいでディテールアップや塗装で遊べる懐の深さがあるので、どう料理するのかは作り手しだいというプラモデルとしては非常に優秀な素材ではないでしょうか?

昔のニットーさんのキットを知っている人にとって気になるところは、新しいキットは昔のとどうちがうの?というところではないでしょうか。
25年の時を経てもっともわかりやすい部分は関節の仕組みではないかということで、何枚か写真を撮ってみました。
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ひじ関節はポリパーツとボールジョイントの組み合わせ。

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股関節も同様にボールジョイントを採用。腰接続にロール軸も入っているので歩行のポージングも自然です。

現在発売されているキットの店頭在庫はこちら。
通信販売でもご購入可能です。オンラインショップをご利用ください。
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Ma.K.が気になっているけどまだ作っていないという人はぜひ挑戦してみてください。
イメージを膨らませて、オリジナルのデザイン、塗装でカスタマイズするのをおススメいたします。