レヴィ製作記(塗装編2)

毎週水曜日のレヴィ製作記の時間です。
前回は肌色塗装でしたが今回はデニム生地の塗装表現です。それでは早速いきましょう?
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もちろん、下地のプライマー処理を終えた状態からスタートです。
まずはデニム生地の濃いくなる色からいきます。
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どんどん上に色を重ねていく前提なのでこの時点であまり彩度を落とし過ぎないようにするのがポイントですかね?。特にホワイトを混入した色をのせていくので明度は上がっていっても彩度は落ちていきますので。
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この時点では何も考えず全体に色をのせるだけでOK
少し乾燥させてから次の色にいきます。
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次はデニム生地の中間になる色をつくり、それを基本凸になる部分にのせていきます。
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一回目はこんな感じで。この後二回、三回と吹き重ね、濃い色が消えすぎたら、最初の色を吹いたりして調整していきます。
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最終的にこんな感じで終了です。
ここまでできたら、お次は一旦、筆作業になります。
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今まではクレオスのラッカー塗料でしたが次の段階ではタミヤのエナメル塗料でのドライブラシ作業になります。
デニム生地の模様??みたいなものを再現していきます。
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縦横と筆をシャカシャカとこすり付けていきます。やりすぎたらエナメル溶剤で軽く拭き取ってもう一度やっていきます。
で、できたのがこんな感じです。これで完成・・・ではありません。
このままでは荒すぎるので
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またラッカー塗料にもどりドライブラシで使った色に近い色を調色して上からのせていきます。
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ドライブラシが消えない程度になじませたら終了です。
この後一旦、クリアーをかけて最終的にツヤ調整して完成です。
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ボタンやチャクなどは金属色なのでツヤ調整がすんでから筆でぬります。こんな感じで完成です。
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同じようなやり方でやった革表現
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今回はここまでです。来週は目の描き方編でいきたいと思います。
ちなみに、もう完成はしていますよ。期間限定で店内に展示していますので是非、見に来てくださいね。こんな不親切なHOW TOより直に質問したほがわかりやすいですよ?。