レヴィ製作記(塗装:瞳編)

毎週水曜日のレヴィ製作記の時間です。
前回はデニム生地の塗装表現でしたが今回はたぶん、みんなが一番気になる瞳の塗装です。不親切全開ではありますが早速いきましょう?
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白目と肌が塗り終わり、クリアーでコートされた状態からスタートです。
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店長が使う塗料はタミヤのエナメル塗料です。ここ最近ではアクリル系の塗料を使うのも支流になってきていますね。
絶対の条件としては下のラッカー塗料を侵さない必要があります。もちろんラッカー系塗料の一発描きというのもありますが、これは相当に難しいですよ。
ということで店長は長年タミヤのエナメル塗料で描いてます。
まずは大まかな流れを書くと、目の輪郭・睫毛を描き→眉毛・瞳の輪郭を描き→瞳の色を塗り→黒目・瞳孔を塗り→瞳下部にハイライトを描き→瞳ハイライトを塗り→白目上部に影を入れ→クリアーコートして終了です。
それでは実際に見てもらうと・・・
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?目の輪郭・睫毛を描きます
使用する色なんですが、基本ブラックです。ただし店長は必ず少しブラウンを入れこげ茶にします。塗料皿に作った色は明らかにブラウンが入っているのがわかるぐらいこげ茶にします。理由ですが、うまいこと書けないのですが普通にブラックだけで描くと、くっきりし過ぎて不自然にみえるからですかね?。
描き方ですが・・・・・
う?ん普通に描くだけ・・・・
とりあえず下はラッカー塗料なので失敗してもある程度は消してやり直しができるということです。さらに肌色の上に一旦クリアーコートをしているのでキレイにふき取りができなくてもクリアー層をコンパウンドで磨いて(削る)やればもとにもどせます。
とりあえず資料とにらめっこしながら気の済むまでトライしてください。
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?眉毛を描きます
眉毛はキャラクターによって色がことなることが多いので(大体は髪の色に近いものにします)資料などを参考にしてください。今回このレヴィは?の時と同じ色を使います。
眉毛を描くときの注意点は位置決めです。色んな方向から見て位置を決めてください。
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?瞳の輪郭を描きます
これも同じ色をつかってます。注意点は目の視線を決めることですかね?。後、単純に言うと瞳を大きく描けば可愛くなっていきます。なのでこのレヴィは逆にしなければいけません。だってレヴィは可愛くないですから・・・
ここまで、できたら一旦ラッカーのクリアーでコートします。一気に吹き付けるとせっかく描いた線が消えてしまうので、何回かに分けて吹き付けてしっかりとコートしてください。これでエナメルの塗料の上にラッカー塗料の層ができたことになります。
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?瞳の色を塗り、クリアーでコート
?黒目・瞳孔を塗り、クリアーでコート
要するに間間でクリアーコートをするので失敗してもやり直しがきくということです。
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?瞳下部にハイライトを描き、クリアーコート
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?瞳ハイライトを塗り、クリアーコート
?最後、白目上部に影を入れ完成です(写真撮るの忘れてました・・・・)
このレヴィはスモークパープルにしていますが、通常よく使うのはクリアーブルーやクリアーパープルをよくつかいます。
で完成した目がこれ
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目のクリアーは肌のツヤ調整が終わってから最後にクリアーを塗ります。唇も同じすね、これも最後にツヤ有りの薄いピンクをつくり口紅を塗るように描きます。
そんなこんなで本日はこれまで!!明らかに最後は手抜きっぽいが・・・
次で完成をお見せしてレヴィ製作記は最終回です、お楽しみ!!