西暦2059年の量産機

投稿日: カテゴリー 商品レビュー

バンダイさんよりDX超合金VF-171 ナイトメアプラス(一般機)が発売されましたのでご紹介します。
マクロス7に登場したVF?17ナイトメアの発展型機で、マクロスフロンティアの劇中に登場していました。
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形状は実機で初の実戦配備となった米軍のステルス機F?117ナイトホークがモチーフになっているようで、マクロス7時代のVF?17ナイトメアはステルスバルキリーの二つ名も持っていて特殊任務機の位置づけでダイアモンドフォース配備機でもありました。
マクロスフロンティア時代になると量産機として、アップデートされたVF?171が登場することになりますが・・・量産型の定めでしょうか、やられメカの印象が強かったりもします。
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とはいえ、95年のマクロス7放送当時より、VF?17系の機体は立体化に恵まれておらず、ここ数年ようやくかっこいい変形TOYが出てきましたので、18年待ったファンにとってはうれしい流れです。
一通り遊んでみてかなりいい感じなので、写真でお見せしたいと思います。

まずは、ファイター形態のランディングギア。
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ノーズギアには、空母運用の海軍機のイメージでランチバーもちゃんと再現されています。

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メインギアともども引き出したときに、カチッというロック感がわかるくらいにツメで固定されますので、パタリとギアが折れてコケてしまわないのがとても良いです。

キャノピーも開閉可能。
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新統合軍のパイロットスーツを着たパイロットも付属。

ガウォーク形態。
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VF?17ナイトメアの設定資料ではこの写真のように脚があまり逆関節になっていないのが正位置とのことでした。
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ガウォークのキモは逆関節の鳥脚だと思うのですが、案の定後付けでちゃんと鳥脚にもなるという補足が出てきたような記憶があります。

VF?171ナイトメアプラスはちゃんと鳥脚になります。
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腕部の変形をしていて気付いた良い感じポイント。
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手首が前腕内から引き出されて出てくるのですが、手首のところにロック用のツメがあります。
これのおかげで、ポーズを取らせて遊んでいるときに、手首が引っ込んでしまうことがありません。
変形トイでありがちな「アッチを押すとコッチが引っ込む」的なイラッとする部分が解消されています。

そして、ガウォーク形態からバトロイド形態へ。
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ちょっとびっくりしたのですが、胴体中央部の上下のフレームが連動して立ち上がってきます。
この後、ロックを外してばらしていきますが、なんとも複雑な変形機構に見えてビックリしました。
VFシリーズの中でも複雑な変形機構のVF?17系ならではの見せ所です。

バトロイド形態。
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非常にスマートでスタイリッシュです。
ノーズ(機首)部分が折りたたまれるところが、VF?17との決定的なデザインの違いで、VF?25につながる変形シークエンスでもあります。

ヘッドユニットは先に発売されていたVF?171EXとはレンズ形状が異なります。
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VF?17系列はパーツのすりあわせなどピーキーな変形機構となっていますが、広い可動範囲としっかりとした保持力を持った関節が組み込まれているので、かなり大胆なポーズづけをすることができます。
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YF?19のような、寝そべり射撃ポーズも可能。
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今回ご紹介の商品は、メタルボックス新製品ショーケースにて展示中です。
商品在庫もあと数個だけとなっているようですので、今のうちにどうぞ。
昨今のオモチャ事情では二度と入荷しないかもしれませんので・・・。