ウェザリングディスカッション-マテリアル体験編-

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本日はウェザリングディスカッションのマテリアル体験のレポートです。

マテリアル別に体験できるコーナーを分けています。
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こちらはシタデルカラーやウェザリング用パステルを試せるコーナー。こちらで用意したテストピースのプラモデルを思うままにウェザリング体験していただけます。

短時間ながら塗りあがったのはこちらです。
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お父さんについてきた娘さんの塗ったコンボイ。シタデルの血のエフェクトカラーがものすごく活きた作品です。こちらはあらかじめ下地につや消しを吹き付けているので、塗料のノリがよいです。

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お父さんはベーダー卿をウェザリング。ヘルメットにダメージまで入れてくれました!下地はつや消し、半ツヤ、グロスと素材を分けてクリアーを吹いておいたのですが、かなりハードに汚して砂漠で数戦繰り広げた雰囲気です。

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フレームアームズは下地に光沢クリアーを吹き付けてたあったので、表面のデコボコに塗料が引っかかりにくく、ひたすら塗料を乗せていったとのことです。そのぶん、失敗したとき溶剤でキレイに落とせるのでリトライしやすい利点もあります。

自前の模型にウェザリングされる方もおられました。
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鉄血のオルフェンズに登場するモビルワーカー。ウォッシングの要領で全体のトーンを落としています。

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レジェンドガンダムには足回りを中心に塗装ハゲやチッピングなど。模型のサイズを考えるとガンプラには控えめなウェザリングが合うのかもしれません。

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もともと展示予定の作品にパステルなどでウェザリングをほどこしてくれる方もおられました。タイヤ周りを汚すとスケールモデルはグッとカッコよくなりますね。

ところ変わってこちらは冬季迷彩や油彩、ヘアスプレー塗装などのコーナー。
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ハンブロールやホルベインなど普通の油彩はメタルボックスでは取扱いがないのですが、油彩ベースのウェザリングカラーで塗装する方も。

アーマーモデリング誌の特集を見よう見真似で実践。
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時間がなかったので完成にはいたりませんでしたが、ザクを冬季迷彩にする途中です。スケールを考えると雪の部分が残りすぎている感じがします。

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1/35スケールの戦車にほどこすとカッコよく決まるようです。うーん、カッコいい。

ヘアスプレー塗装を実演して欲しいということで、乾燥時間ほぼゼロながらやってみました。
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写真上からキット成型色にケープを吹いた状態。真ん中がラッカー塗料を乗せた状態。下段が燃料用アルコールでエッジに乗ったヘアスプレーを塗料ごと落とした状態です。塗膜を実際に剥がすので、簡単にリアリティは演出できるかもしれません。

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実際にアルコールをつけて塗膜をはがしてみる方も。剥がれ方はヘアスプレーや塗料の乾燥時間によっても異なってくるので要研究です。

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そんなこんなで瞬く間に時間は過ぎて行き、ウェザリングディスカッション終了となりました。お土産にウェザリングの資料をお持ち帰りいただきました。これからの模型生活に役立てていただければと思います。次回の合同イベント情報はまだ未定ですが、決まり次第告知していきたいと思います。ご来場いただいた皆さま、スタッフの皆さま、本当にお疲れさまです。ありがとうございました!