『神獄塔 メアリスケルター2』プレイ感想

投稿日: カテゴリー 徒然

こんにちは、9月も三分の一が終わりまして皆様如何お過ごしでしょうか。

個人的にはこれから楽しみにしているゲームが今年中に何本か発売する予定なので楽しみな時期に突入致しました。

その中の一本が『神獄塔 メアリスケルターFinale』です。『Finale』がファイナルと読むのであればこれで最終作品となるかもしれません……そう考えると寂しいですね。

ちなみに発売日は10月8日だったのですが、先日11月5日に変更されることが発表されました。残念ですが、特にこのご時世なので多少の延期は仕方が無いものです。発売されるだけありがたいです。

発売日を楽しみにとりあえずは今プレイ中の色々なゲームをクリアしていきたいと思います。

さてそれでは今回はそれにちなんで現在発売中の中で最新作であるこちらの作品を御紹介していきたいと思います。

『神獄塔 メアリスケルター2』

以前にももしかしたら本当に簡単に御紹介させて頂いているかも知れませんが、今回は以前よりは詳しめにお話していこうと思います。

※ネタバレは余り無いように配慮致しますが、仲間になるパーティメンバーなどで若干のネタバレが含まれておりますので御注意下さいませ!

 

 

 

 

 

では始めて行きます。

今作品のジャンルと致しましては、3DダンジョンRPGになります。一人称の視点でダンジョンを進んでいき探索するというオーソドックスなものです。途中、敵と戦闘をしながら(ランダムエンカウントとシンボルエンカウントの両方があります)宝箱があったり、罠があったりなど……他のダンジョンRPGに備わっているシステムが備わっております。

ただ、この作品独特のシステムが『鬼ごっこ』システムというものです。攻略中のダンジョン内で彷徨っているナイトメアと呼ばれるボス敵存在に接近してしまうと追いかけられてしまうというものです。

しかも、そのダンジョンで『核』を破壊しない限りナイトメアは撃破出来ず、白い霧に覆われてしまっている中を逃げ切るか、接触して戦闘になった場合ある程度ダメージを与えて気絶させてから再び逃げる……といった感じになります。

前作では徘徊中のナイトメアに出会うことが非常に多く、尚且つ探索中のダンジョンを再び引き返したりする必要がある上にナイトメアを気絶させることも容易なので「このシステム必要あるの?」と思っておりましたが、さて今作では……といったところです。

私の結論から言わせて頂ければ「やっぱり無い方が良い」というのが本音です。恐らく、ゲーム内で異形の怪物に追いかけられることに恐怖心を覚える方などには好評かもしれませんが、残念ながら私にとってはダンジョン探索の障害物以外の何者でも無いので、やはり要らないかなあという感想です。

ただこれがこの作品の雰囲気を盛り上げているのは勿論ですし、今作では出遭い辛く逃げやすくなった印象があるので特に気になりませんでした。何ならうまくいけばキャラ特有のフィールドスキルを使って一瞬で逃げ切ることも可能です。ちなみに逃げ切るとアイテムを貰えます。割と良いアイテムが貰えることがあるので助かりますね。

さて戦闘のお話ですが、戦闘はコマンド形式になり、選び終わったら基本的に素早さの高い順から行動していくことになります。

私はいつも通り最初から難易度は高めに設定したので通常難易度などはプレイしていないので何とも言えないですが、恐らくどの難易度も素早さが高い方が有利だと思います。前作から素早いキャラに全体攻撃をさせる、という脳筋プレイがかなり強かったです。今回も割とその傾向にあるように思えました。

ただ今作では前作よりも全体攻撃が弱体化しており(種類も若干減ったかも?)脳死で全体攻撃を撃つだけでは難しい戦闘が増えるようになりました。特にストーリー後半ではそう感じる事が多かったです。

また戦闘中に敵に大ダメージなどを与えて出血させることによってダンジョンの壁に血が付着して先述の鬼ごっこの際に通路が見えやすくなって逃げやすくなる……というシステムがありますが、一番重要なのは『ブラッドゲージ』と呼ばれるシステムです。これが恐らくこのゲーム作品の戦闘内で一番大切だと思います。

敵の出血が発生すると味方のブラッドゲージが増加し、ゲージが溜まりきると『ジェノサイドモード』という、いわゆる味方が強化される効果が発生します。技も固有のものになり戦闘に非常に有利な状況が生まれます。

じゃあ敵を出血させまくれば良いのでは、というとそういうことでもなく、逆に味方がダメージを喰らったり戦闘不能になったりすると段々とそのブラッドゲージが黒くなっていき、その黒さ(穢れ)の度合いに比例してゲージが溜まった際に『ブラッドスケルターモード』という物に変化します(上画像・真ん中下辺り)。その状態の味方は操作が不可能になり敵味方問わず攻撃をし始めるいわゆる暴走状態となります。

正直これが一番敵よりも厄介で、一撃で味方が全滅させられることもあります。なので、その穢れを戦闘中に除去したり拠点で除去したりなどしておくことが必要です。ただ拠点での除去システムはちょっと画像的に載せられない感じなので是非公式サイトなどを御覧頂ければ幸いです。そういうことです、はい。

また拠点ではお買い物をしたりキャラクターの好感度を上げてイベントを発生させることも出来ます。特に回復アイテムは後半必要になると思うので集めておくと良いと思います。

更にキャラクター毎に気軽にクラスチェンジをすることも出来ますので、自分やキャラクターの戦闘タイプに合った職業にすると良いでしょう。装備品なども色々とあるので自分なりに工夫してみるのも楽しいと思います。

そして面白いシステムとしましてはダンジョン内に血晶と呼ばれる物を植え、ある程度戦闘を経ると育った物が回収出来る『ブラッドファーム』と呼ばれるものです。

なんとこちらでは武器や装飾品などの装備品をダンジョン内で栽培することが出来るのです。これは非常に面白いシステムだと思います。

しかも非常に強力な装備が出ることもあるので、戦闘が辛いと感じたらレベル上げと同時にこちらも積極的に利用していくと良いと思います。

キャラクターも色々登場してきますが、前作からのキャラクターも登場しますので可能であれば前作からプレイして頂ければと思いますが「前作買うのもなあ」という方、なんとこの作品前作のリメイク版が無料で付いてきます。2をクリア後に1のプレイ権が解放されますが、無料DLCをダウンロードすれば先にプレイすることも出来るようです。ただ難易度が高めになっているらしいなので御注意下さいませ。また今作品のネタバレなどを含む場合が御座いますので御注意下さいませ。

今作も設定が非常に凝ったキャラクターが沢山登場しますので、お好きなキャラクターで攻略して頂ければ幸いです。

……という感じですね。私の説明では不足している部分がありますので詳しくは公式ホームページなどを御覧頂ければと思います。そして興味を持って頂いたなら是非プレイして下さいませ。

それでは今回はこの辺で。また次回お会い致しましょう~。