シタデルカラーで簡単ガンプラ塗装

本日はシタデルカラーを使ってガンプラを簡単に仕上げてみようと思います。
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お題はオリジン版のシャア専用ザクです。素組み状態が上の写真でモールドは多いものの、ややのっぺりした印象を受けます。全塗装は難しいので、少しだけ手を加えて見栄えを良くしたいものです。

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たとえばランドセルの小バーニア。たぶんメカ色だと思いますが、素組みでは色分けがされていません。まずはメカ色だけでも追加してみます。

今回は水性でありながら乾燥の速さと隠ぺい力の強さに定評のあるシタデルカラーを使用してみます。
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メカニカルスタンダードグレーというガンプラのポリパーツの色に近いカラーがあったので、平筆で部分塗装していきます。

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ペタペタと塗ったのがこちら。グレーがランドセル本体にはみ出していますが気にしません。水性だけあり、ラッカー系塗料のようなニオイもほとんどなく作業を進めていきます。

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ここで燃料用アルコールを使うことにします。すぐに揮発するのでやはりこちらもニオイは控えめです。

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綿棒ではみ出した部分をふき取ります。シタデルカラーを燃料用アルコールでふき取るのはネイリストのお客さんから聞きました。本当に助かってます!ラッカーの塗膜はやりすぎると侵すのですが、成型色なら大丈夫なようです。

次にスミイレをしてみます。
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使用したのはガンダムマーカーのスミイレ用です。筆ペングレーは各モールドに使用し、マーカーブラックは小バーニアの奥まったところに使用してみます。

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スミイレまで施したものがシールド裏です。成型色1色よりかはだいぶ締まった感じがします。

時間が足りなくて武器やモノアイには手を加えていませんが、水性のツヤ消しを吹いて本体がほぼ出来ました。
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上が手を加えたもの、下が素組み状態です。スミイレ、グレー塗装、ツヤ消しだけでも印象が変わったかと思います。

今回はシタデルカラーのグレーしか使用していませんが、次回以降いろいろな色や塗り方を試してご紹介していこうと思います。
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メタルボックスではシタデルカラーの取り扱いがございますが、色数が非常に多く、単価もほかのカラーに比べ比較的高いので手を出しにくいかもしれません。
そこで2F作業スペースにおいてシタデルカラーの試し塗りのコーナーを設けました。作業スペース代+500円で写真のラックのカラーをお試しいただけます。ラッカーやエナメル塗料がご自宅で使えない方はぜひ試しに来ていただければと思います。
シャアザクはもうちょっとだけ塗り足して完成としようと思います。その次はオリジン版のガンタンクを簡単に塗装してみようと思います。

あぁ炎の維新組 NONスケール ジャイアントロボ ロケットバズーカVer.完成

投稿日: カテゴリー 完成, 裏庭模型じゅーん

本日は製作していたガレージキットが完成しましたのでご紹介します。
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覚えておられる方、いらっしゃるでしょうか・・・?昨年7月9日(木)のこのブログで途中状態をアップさせていただいたもので、あぁ炎の維新組 NONスケール ジャイアントロボ ロケットバズーカVer.です。当時、早めに完成させたいなぁと言っておきながら、お店のコンペ作品制作などにかまけていて、仕事納めの12月30日(水)にようやく完成させられました。

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頭までで90ミリと小さいサイズですがダイナミックなポージングに加え、ロケットバズーカ装備での立体物という、なかなか渋いチョイスのガレージキットです。

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ジャイアントロボといえば本体色が劇中と版権絵などで大きくイメージが異なりますが、小サイズだと劇中のようなグレーで塗っても見栄えしにくそうなので、今回は版権絵のブルーをやや淡くする方向で3段階のブルーを用意して塗ってみました。赤と青の本体色の陰影も柔らかめにしています。

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工作はなかなか難儀しましたが、肩口のメカ部が抜きの都合で一体成型になっていたので彫刻刀で彫り込んだり、腰のキャノンを真鍮パイプで新造したりしています。合いの悪いバックパックはエポパテで接続部を作り直したりもしています。
メカ部の塗装は銀のドライブラシをかけてからスモークをかけたり、関節のシーリング部はシタデルカラーで基本塗装後エナメルカラーでウォッシングしたりと、特定の色が浮かないように塗装してみたつもりです。

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なんとか完成したあぁ炎の維新組さんのGロボ。ですがまだもう1体、あったりします。そちらもなかなかのマイナーな(?)武装なので楽しみです。

近年は各メーカーさんがソフビや合金可動モデルを発表したりと、密かにGロボブームが来ているのでしょうか?メタルボックスでもワンフェスでジャイアントロボ関連のガレージキットを多数販売しますので、ワンフェスに来られる方はぜひメタルボックスブースにお越しくださいませ。

タミヤ 1/35 フェートンAB型

投稿日: カテゴリー 裏庭模型じゅーん

先日のT&Aプラモ祭りで製作した作品をご紹介させていただきます。
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タミヤの1/35フェートンAB型です。生産された車両の多くがカラーリングをカーキ色にされ日本陸軍に納品されたそうです。そのときのコードネームがABR型だったということで、今回はABR型ぽく見えるように塗装してみました。

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ミリタリーの知識がほとんどないので、インターネットで調べた写真をもとに、アレンジを加えて製作しています。

まずは搭乗しているフィギュアですが・・・
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タカラトミーアーツさんのカプセルトイ「ぽっちゃりソルジャー」を使用しています。もともとはグリーンアーミーメンみたいな緑色の成型色なので、シタデルカラーで筆塗りしています。

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コミカルな印象を狙ったのですが、塗ってみると「フルメタル・ジャケット」にいそうな軍人になってしまって、もっとポップなカラーリングにすればよかったと反省。

ぽっちゃりソルジャーを乗せるために車両のインテリアを改造しています。
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前列と後列シートの中間にあった補助席をつぶして、前後シートの座席面積を5ミリほどエポキシパテで延長しています。後列は観測手がフィットするようリューターで座面を削っています。前列はスナイパーが座る予定でしたが、ハンドルやダッシュボードに干渉して座れなくなってしまいました。

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フェートンの特徴的な幌(ほろ)はつや消しで仕上げています。キットでは選択式で幌を展開できるようです。

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塗装は全体をサーフェーサーエヴォブラックでつや消し黒にしてから本体グリーンや金属部のシルバーをエアブラシで吹き付けています。細かいところはシタデルカラーの筆塗りで対応しています。

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タミヤさんのプラモデルを作ったのは「風立ちぬ」をみて1/72零戦をパチ組みしたのが初めてで、塗装して仕上げたのはこのフェートンが初めてですが、意外となんとかなるものですね。たまには作ったことのないジャンルの模型を作ってみるのもいいかもしれません。

あぁ炎の維新組 NONスケール ジャイアントロボ ロケットバズーカVer.

本日はただいま製作中のガレージキットをご紹介します。
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あぁ炎の維新組というディーラーさんのNONスケール ジャイアントロボ ロケットバズーカVer.です。数あるGR-1のガレージキットの中でもロケットバズーカをメインにした立体物はかなり貴重な気がします。サイズは頭までで約90ミリ、ロケットバズーカを含めても約115ミリと小サイズ作られています。

小サイズゆえに気になったのが全身のリベット。
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主だったところはいったんデザインナイフで切り飛ばしてピンバイスで開口、スチールボールを瞬間接着剤で埋めて作り直しています。スカート部分は何度かやり直したらそれらしくなってくれたのですが、腰の砲塔まわりのリベットは抜きの都合上、完全にモールドが埋まってしまっているところもあったので、より小さいサイズのスチールボールを使ってみようと思います。

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スチールボールはハイキューパーツさんのものを使用しています。ひと袋で50球入っているのですが、ピンセットでピーンと弾いてしまうと探すのにひと苦労です。もちろんスチールボールはメタルボックスでも販売していますので、ガンプラなどのディテールアップにぜひ使ってみてください。

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背中とバックパックとのスキマが気になったので、接続部をエポパテで埋めています。メンタムで離型処理したのに外れないアクシデントが発生しているのでここはマスキングになりそうです。

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ロケットバズーカの背面は設定資料やリボルテックを参考にしながらの製作になりそうです。写真にはありませんが、関節部のジャバラは「スパチュラ押し付けました感」があったので、すべてリューターでならしました。

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メリハリある造型がとてもカッコいいので、早めに塗装したいところです。サイズが小さいのでアップには耐えられるか微妙ですが、完成しましたらまたご紹介できるかと思います。

そして夢の世界への片道切符がたった今、入荷してきました!
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ワンダーフェスティバル2015SUMMERのガイドブックです!入場チケットの役割も兼ねていますので、一般来場者のかたはもちろんとして、ディーラーのかたがたもきっと事前準備のために必要なはずだと思います!
メタルボックスで絶賛発売中です!ぜひお買い求めくださいませ!

MBコンペ用に銀鈴作ってました。

投稿日: カテゴリー 完成, 裏庭模型じゅーん

今日はこの前のMBコンペ用に製作した銀鈴をご紹介します。

ぐるっと全景、青と銀、黒で引き締まった色味を目指しました。
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ノブ店長が設定通りの白い銀鈴を彩色見本として製作されておられるので、自分は設定にとらわれないオリジナルのカラーで塗装してみました。

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肌はややピンクよりにしています。レプリカントの塗装法をマネてみました。仕上げにかけたパールがやや強い印象です。

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髪やチャイナドレスはキツめにシャドーをかけました。肌やチャイナドレス、瞳は何度もリテイクしたので塗面の状態があまりよろしくないかもしれませんが、50センチ離れて見れば美人さんの銀鈴に見えるかと思います。
ひとまず完成してよかった・・・。

プライズをリペイントしてみました。

投稿日: カテゴリー 完成, 裏庭模型じゅーん

シタデルカラーの練習にプライズ景品のリペイントをしてみましたのでご紹介いたします。
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もともとアメージングモデルエキスポで開催されるコンテストに賑やかしで持っていこうと2日強で仕上げました。ワンピースのシンドリーというキャラクターです。原作はアーロンのあたりで読むのをギブアップしてしまい、知らないキャラクターなのですがたまたま手元にあったので選びました。

塗装前にお湯で温めてパーツをバラします。
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このプライズシリーズは「ベタ塗り前提での造型」がレギュレーションだったらしく、商品でも単色状態です。より立体感が出るように各部の陰影をつけてみることにします。

エアブラシでもいいのですが、今回はモールドがびっしり入っている髪とエリマキをシタデルカラーで塗装することにしました。
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髪に使った塗料です。左のオレンジを影色として中央のイエローを全面に軽くこすらせて、右のうすい黄色でハイライト部を塗装しました。

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エリマキも同様に左から右の順でエッジにうすい色が乗って、立体感が出るようにドライブラシ的な塗装をほどこしてみました。

塗り上げてみるとこんな感じです。
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メリハリはイマイチですが、単色よりかは良くなったかと思います。ここにシタデルのシェード(いわゆるクリアーカラー)を加えるとまたトーンが変わるかもしれません。このあたりは経験を積むしかなさそうです。

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ドレスはエアブラシでブルーとパープルのパールをかけましたが、モールドが密すぎてあまり効果がなかったかもしれません。シルバーでドライブラシしてからクリアーブルーでコートしたほうが良かったかも?

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肌はスモークグレーでかるくシャドーを吹きました。吹きすぎたところはハイライトをいれがてら、ホワイトをクリアーで溶いたものでリカバリーしています。

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マスキングをしていなかったブーツはツヤあり黒で塗りなおしました。

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小物類も軽く手をいれました。お盆はエナメルのハルレッドでスミイレとウォッシング。プリンはツヤ消しだったので、エナメルのクリヤーでツヤを出してみました。

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最近は完成品TOYの完成度が非常に高いのですが、自分でひと手間加えるとさらに良くなる余地もじゅうぶんにあると思います。シタデルカラーをはじめとする各種塗料やエアブラシなどの塗装用品はメタルボックスでも取扱いがありますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

WAVE 1/20 S.A.F.S.”SNOW MAN”ヘアスプレー塗装

投稿日: カテゴリー 完成, 裏庭模型じゅーん

本日は1月12日(月)に開催されたMa.新年会用に作っていた1/20スノウマンの塗装法を含めたご紹介です。
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後日ブログで紹介しますと書いておきながらずいぶんと経ってしまい、申し訳ありません。

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全パーツにサーフェイサーを吹いたところです。ガイアノーツさんのメカサフヘヴィをエアブラシで吹き付けています。

今回はAFVモデルの仕上げ方としてよく見られるようになったヘアスプレー塗装法を試してみます。
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ヘアスプレー(今回はケープスーパーハードを使用)の上にラッカー系塗料を普通に塗装し、その上に燃料用アルコールを塗ってケープの層をラッカーの塗膜ごとはがす塗装法です。実際に塗膜をはがすのでハゲチョロを描きこむよりもリアルになるのか?という試みです。

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サフの上からケープを吹きます。写真は2回ほど吹いた状態です。ケープは紙コップに取り出してからエアブラシで吹き付けるのがベターらしいのですが、このときは急いでいたのでスプレー缶からそのまま吹き付けました。

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ラッカー系塗料の本体色を吹きつけます。ここではガイアノーツさんのニュートラルグレー?を使用しました。ケープ吹きつけからは2日ほど経っています。

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多分ケープを吹きすぎてしまったからだと思いますが、少し垂れてしまった部分がホワイトを吹いてから見つかりました。ここは気をおおらかに塗膜を剥がす部分として、そのままにしておきました。

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ホワイトの上から燃料用アルコールを平筆で軽く乗せていき、数秒経ったあと固めの毛先でこすった状態です。このあと同じ作業をエッジを中心にほどこしていきます。体感としてはちょっとずつアルコールを付着させていくことがコツかと思われます。広範囲につけると膜のようにベロっと塗料が剥がれてしまうので、見栄えを損う可能性が高いです。

あとはデカールを貼り付けて、細かいところを筆塗りして、半ツヤトップコートをかけて完成です。
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ほとんどウェザリングはしていないのでアッサリめですが、なんとか初マシーネンができました。

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背中まわりのパイプはスプリングの中にアルミ線を通しています。足回りはビニールコードを使うのが定番らしいのですが、パッケージアートからは判別できなかったのでスプリングの中に真鍮線を通して再現しています。接続部は真鍮パイプを埋め込みました。

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手や排気口などメカっぽい部分はブラックを吹いてシルバーでドライブラシ。シタデルカラーのクリアレッドとクリアブルーを筆で塗ったあと、オイル色で味付けしてあります。

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メタルボックスで開催された制作会で知識や技術を教えていただいたこともあり、何とか完成しました。好きに改造したり塗装したりする自由度が高いのもMa.Kの特徴と言えるので、来月開催の模型コンテストに作ってみるのもいいかもしれません。

Ma.K製作中!

投稿日: カテゴリー 裏庭模型じゅーん

1月12日(月)に開催されるMa.Kの展示会に向けてプラキットを製作中です。
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ウェーブさんの1/20スノーマンです。作りやすいともっぱらの噂でしたが、ガンプラばっかり組んでいた自分としては合わせ目やパイプの処理など、なかなかに難儀しています。

ともあれ、なんとか塗装まではこぎつけています。
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付属のパイロットではヒネリがないと思い、アムールヒョウのガシャポンを切り出して搭乗者としています。アムールヒョウは単色だったのでシタデルカラーでそれらしく塗装をしてみました。ちゃんと動物に見えれば良いのですが。

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シタデルカラーは長期間放っておくと自然に内部の粘度が上がってきますので、薬局で購入した精製水を足して使用します。水道水では不純物が塗料の色味を変えてしまうため注意です。(白っぽくなってしまいます)

パワードスーツの外装は下地を吹いた段階です。
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金属色のところはクレオスさんの黒サフ、その他はガイアノーツさんのメカサフヘヴィを使用してみました。

外装にもひと手間加えたいと思い、ふたたび薬局へ!
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整髪剤のケープと燃料用アルコールです。正直うまくいくかは判りませんが、これでなんとかなるはず・・・!
1月4日(日)のマシーネン制作会でまだ完成に至っていないみなさん、展示会まであとわずかですが頑張りましょう!私も頑張ります!

HGBFグフR35-フィルタリング失敗例-

投稿日: カテゴリー 完成, 裏庭模型じゅーん

「3店舗合同模型イベント ガンダムビルドファイターズミーティング」の開催が迫る中、とりあえずもう一体できました。
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グフR35です。前作と今作の「?トライ」両方に登場する数少ない機体です。グフを極限までカスタムされた設定で高機動型ザクの記号が随所に盛り込まれています。基本的にストレート組みで全塗装でしています。

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リューターで削り飛ばした一体成形のバーニアは市販パーツで別パーツ化しています。

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R型らしい背部のバーニア祭り。脚部だけでなくオプションのブースターにも市販のバーニアパーツを組み込み、よりR型らしさを強調してみました。

で、失敗したのが塗装です。
今回は初めてフィルタリングという技法にチャレンジしてみました。
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まずは基本塗装とデカール貼りが終わり、つや消しを吹いた状態。設定ではほとんどブルーの色の違いがわからなかったので、R型のパターンの強調も含めて白と青の配合比を大幅に変えています。

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エナメル塗料の原色などを用意し、ドット状にランダムにまだらを塗りつけていきます。これを溶剤を含ませたキムワイプや綿棒、筆などで伸ばしていき、単色の面に色調を足すというのが今回のフィルタリングの目標でしたが・・・

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みごとにドット色は消えてしまいました・・・オマケにコクピット下部が2箇所エナメル溶剤のつけ過ぎによって割れてしまいました。

ここでタイムアップとして割れた部分を補修し、別の手段で仕上げました。
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シタデルカラーやクレオスさんのウェザリングカラーを使用して1/144スケールではありえないぐらいの大きな雨だれ?のような表現でフィニッシュ。水色部分はサンド系でウォッシングをかけています。シタデルカラーは一度塗って完全乾燥すると溶剤では落ちにくくなるので、ちょっとコツがいるかもしれません。経験不足がたたりました、要研究です・・・。

トラブルは多かったものの、完成です。
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やっぱりグフは良いですね。青くて強いです。
狙った仕上げではないものの、次に活かせるように出来ればと!
「3店舗合同模型イベント ガンダムビルドファイターズミーティング」は今週末、11月30日(日)開催です。みなさんふるってご参加ください。

→詳しくはこちら

メカトロウィーゴ&トイズアップ06!もうすぐ発売!

投稿日: カテゴリー 徒然, 裏庭模型じゅーん

本日は最近話題になっている「メカトロウィーゴ」のご紹介です。
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メカトロウィーゴって何やねん?と思われるかもしれませんが、3DCGモデラーの小林和史氏によるガレージキットのメカの名前です。ワンフェス会場やハセガワさんのオンラインショップなどで販売されていて、組み立てるとこんな感じです。1/35スケールで子供が乗れる丸っこくて可愛らしいロボットです。

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キット状態は多色のカラーレジンで成型されています。色を塗らなくともカラフルでポップな雰囲気が良いと思うのですが、せっかくなので全塗装してみることにしました。

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うしろのヘリコプターはハセガワさんのたまごひこーきのヒューズ500と、ウィーゴとの接続パーツが同梱されたスペシャルキットです。これと通常のウィーゴを組み合わせて「ヘリウィーゴ」として製作しました。ヘリ部分は今年の夏にマイドームおおさかで開催されたアメイジングモデルエキスポ用に作ったものです。

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肩と足の付け根をボールジョイントに置き換えたほかは素組みです。コトブキヤさんのメカニカルベースに接続するためにヘリ後部にポリキャップを仕込んでディスプレイしています。

ちなみにウィーゴ単体は今年の夏ワンフェスで、制作者小林氏のブースにて展示していただきました。
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ウィーゴを組み立てたユーザーさんたちがワンフェス当日に持ちよったりして、特設ブースが設けられました。涼しそうに見えるように小物でデコレーションしました。

で、そんな個人による企画制作のガレージキットがとある雑誌の表紙に。
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「トイズアップ!」という雑誌で、年に数回刊行されるのですが今号はウィーゴ特集。ワンフェスで展示されたウィーゴが10ページに渡り掲載されています。そのほかの内容はコラムメインで、ガイアノーツやRCベルグといった模型関連会社の代表や、原型師の谷明さんや浅井真紀さんなどそうそうたる執筆陣です。メタルボックスでも取扱い可能なので、ウィーゴを好きになった方、模型業界の重鎮の文章を読んでどっぷり模型に浸かりたい方はバックナンバーとあわせてぜひ読んでみてください。こちらは見本誌ですが近日入荷予定です。

ワンフェス展示してもらった作品はすべてスタジオ撮影されて、トイズアップ!に掲載されるらしいのですが・・・
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載ってました!スタジオで撮影されているのでとっても綺麗な写真です。そのぶんアラも見えてしまいますが、やっぱり嬉しいものですね。宣伝も兼ねているのでMETALBOXの表記も入れていただいています。

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またメカトロウィーゴは千値練さんから完成品TOYが発売されます。ダイキャストのフレームに取りはずし可能な外装・・・とディスプレイやリペイントが楽しそうなアイテムとなっています。試作品を触らせていただいたのですが、小ぶりながらもズッシリと重くて、製品版は合金系TOYとしても面白いものになっていると思います。こちらも近日入荷予定ですので入荷案内をお見逃しなく!